第3回ドクター座談会 レポート

8月27日、第3回医学会キッチンドクター座談会を開催しました。

今回は、日本でも最近注目され始めている「内科的アプローチによるアンチエイジング」についてです。アンチエイジングや美容というと、外科的アプローチが主流だったかと思いますが、身体の中から美しく、若々しくする内科的アプローチによるアンチエイジングが注目されています。

今回お話いただいたのは、日本のアンチエイジング業界第一人者で、銀座上符クリニックの上符正志先生です。上符先生は、もともと大学病院の救急救命センターや内科という医療現場の第一線でご活躍されてました。

そんな中、病気の早期発見・早期治療の方法に限界を感じ、患者本位の予防医学・アンチエイジング医療に可能性を見い出され、渡米され米ニューヨークのザ・サレーノ・センターで行われている最先端治療プログラムを習得されました。さらに世界最大のアンチエイジング医学会であります米A4Mの数少ない日本人医師の認定医でもいらっしゃいます。最先端のアンチエイジングについてのお話は“目から鱗”の連発でした!!

それでは、セミナーの内容をちょっとご紹介したいと思います。
今回のお話では、主に重金属、ホルモンについてなどでした。

上符先生曰く、老化には2種類あると、自然老化と病的老化です。

病的老化は、バランスの悪い食生活、睡眠不足、運動不足、ストレスなどによってもたらさられ、言ってみれば病気、正確に言うと病気の前兆ですね、すなわちこの原因が判明すれば治療=病的老化を緩やかに・止めることができると。

この病的老化の進行度合いがホルモン値を見るとわかるのだとか。ホルモン値≒体内年齢→見た目年齢ってことになりますね。ホルモンは、年齢とともに、女性ホルモンや男性ホルモンなどは低下する一方でストレスホルモンであるコルチゾールホルモンは増えていくのだと。

ホルモン値においても、年齢には抗えないのですね〜、年齢とともにいろんな機能が低下してくるので、それをどのように維持するか?の戦いが始まるわけです。ストレスなどのホルモンの敵に攻め込まれている状況をきちんと理解し、そして武器をきちんと用意しておくことがまずはアンチエイジングの第一歩だなって思いました。

さて、ホルモンの低下に気をつけるべき事項はいくつかありますが、まずは“有害重金属”です、アルツハイマーなどの原因になるとも言われています。

まず、日本食材の代表であります魚ですが、種類により水銀の含有量が多いので注意が必要と。特に、マグロや金目鯛などは要注意と、一方、比較的水銀含有量の少ないお魚としては、サーモンや小さめの青魚、そして以外とカレイやスケトウダラなども低いようです。

ですので、医学会キッチンでは、サーモンと比較的小ぶりの青魚を中心に出しております。

次に、鉛の害として貧血やイライラがあるようですが、ヘアカラー(白髪染め)、古い水道管や化粧品(口紅やファンデーションなどの容器に使われている)、古い家屋や工場のペンキ、それに最近ジビエブームですが散弾銃をあびたジビエには鉛で汚染されてしまっている可能性があるため注意が必要だと。

生活の中で知らないうちに、我々は有害重金属を摂取してしまっているのですね。ちなみに、身体がどの程度重金属に汚染された状態なのか検査できるのですが、なんと21項目がわかるようです。

そして汚染された身体をキレイにするに有効なのが、キレーション点滴。10回程度すると改善するようで、米国では3年前にFDAがキレーションの効果をエビデンスとともに認証して、保険対応なったことで、多くの人がキレーションを活用し始めていると。

日本もいつか保険で身体の重金属などの有害物を取り除くキレーションができる日が来るのでしょうかね〜。

そして、重金属除去に効果的な食べ物としては、にんにく、玉ねぎ、ねぎ、ニラ、らっきょうなど硫化アリルを含む食材が最適だと!餃子って、以外とキレーション効果が高そうですね・・医学会キッチンのメニューでは、オキアミと海老のココナッツレッドカレーは、ニンニクと玉ねぎを細かく刻んだものがふんだんに入っていますので、キレーション効果抜群かと思います!

次に、ホルモンについて、もう少し詳しくお話いただきました。
人のホルモンは100種類以上くらいあると。これを大きく構造分けすると、アミノ酸系とステロイドに分類され、約80%はあまり変動がなく、残りの20%は年齢とともに変動すると。

アンエチエジングを念頭にしたホルモン治療は、基本的に各年齢の理想値の上位5%内までホルモン値を上げていくアプローチを取ると。ちなみに上位5%を偏差値ベースで考えると67くらいです。かなり優秀ですね!

ホルモンも様々ありますが、その中でもアンチエイジング医療で最も注目されていて、免疫力や抗ストレス作用をもたらすマザーホルモンとも言われる DHEAホルモン(副腎ホルモン)。上符先生も注目されていて、このご本も書かれています!


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DHEAホルモンって、あまり聞きなれない方がまだ多いかと思いますが、各種新聞などでも取り上げられ始め、徐々に日本でも理解が広がってきています。

DHEAホルモンがなぜここまで注目されているかというと、DHEAホルモン濃度が高い人ほど長寿なのだと。

簡単にDHEAホルモンのメカニズムを説明すると、
ストレスを感じる→交感神経が活発に→ストレスホルモンのコルチゾールが分泌され→胃潰瘍やうつなどになりやすくなる→ここでDHEAホルモンが分泌されストレスを打ち消してくれる! と、すなわち、DHEAが高い人はストレス耐性が強いのだと。

確かに、周りの友人を見渡しても、ストレスに弱い人、強い人って格好格差がありますよね。これはDHEAホルモンの分泌量に違いがあったのですね〜納得!という感じでした。

そして、コルチゾールは異化すなわち老化を促し、DHEAホルモンは同化すなわち回復を促します。ですので、DHEAホルモンが高い人ほど老化しにくい=若々しく、そして長寿になりやすいということなのですね!

また、DHEAホルモンの直下に男性ホルモンや女性ホルモンが位置しており、ストレスレベルが高いと、男性が女性化してしまったり、女性では生理が止まってしまったりするようです。男性らしく、女性らしくいれるためには、DHEAホルモンがキーだとは!

さて、このホルモンで最重要とも言える DHEAホルモンをアップさせるためにはどうすれば良いのか・・・ですが、自然界ではヤム芋に含まれているようです、なんとヤム芋の構造式がこのDHEAホルモンと一致しているのだと。

アメリカなどではこれをサプリにしたものが薬局などで売られていて、不妊治療などにも使われ始めているようです。実際、DHEAホルモン値が500以下ですと、受精卵が着床しないとの報告もあ流とのことです。

そして、世界最速の男であるボルト選手もヤム芋を食べて走っているとのことです!

ちょっと前に大人気だったアメリカドラマの「セックス・アンド・ザ・シティ」でも、サマンサがホルモン補充をするために、ヤム芋を沢山食べるシーンなどがありましたね。ようやく納得がいきましたね〜。

ところで、先生のお話を聞きながら個人的に考えていたことなのですが・・ノーストレスの環境が続くと、逆にDHEAホルモンの出番も少ないわけですよね、出る幕がないとだんだん弱ってきてしまいそうですよね・・・そして突然のストレス環境下には対応できないみたいな・・・

となると、ある程度DHEAホルモンを日頃出すことも逆説的には必要なんじゃないかって思うのですよね。

そしてもちろん成長の段階(若い頃)にはどれだけコルチゾールと戦うためにDHEAホルモンが出せるようになるかのトレーニングも必要ですよね、逆境で育ってきた俗に言う雑草みたいな人って生命力ありますよね、これってDHEAホルモン値が高く保たれているのかもしれませんね〜。温室育ちはDHEAホルモンの発達を阻害します なーんてね笑

こちらはあくまでも私の頭の中での想像ですので!


女性ホルモン、男性ホルモンについてそれぞれについても詳しくお話していただきました。

共に興味深かったのですが、個人的には男性ホルモンの話が面白かったです。

男性ホルモンは筋肉だけでなく、脳認知機能に関係していたり、男性ホルモンは内臓脂肪と反比例していると、そして戦う系の仕事(トレーダーなど)やビジネスで成功をしている方々は男性ホルモン値が多いのだと。

確かに、トレーダーは毎日狩に出かけるような職業ですものね。毎秒、戦ってますからね、一つの判断で大損や大儲けもできますので、それはそれは男性ホルモン(テストステロン)は多いのでしょうね〜と思います、それにトレーダーにおける女性の割合は極めて低いです。

加えて、スポーツカーに乗ると男性ホルモン値が増えるのだと、一方ファミリーセダンを街中で運転すると男性ホルモンが低下してしまうと。

夫が、彼氏が、弱っていたら、とりあえず、やむ芋食べさせて、スポーツカーをレンタカーして高速を走れば、回復するかもしれません・・・

やむ芋が原料となっている天然型テストステロンクリームがあって肌に直接塗るタイプだと、モチベーションアップにも効果的のようです!戦う男性のプレゼントとしてぴったりかもしれません・・・

今回のセミナーも、盛り盛り盛り沢山の内容でして、ランチ時間も返上していただき、2時間たっぷりと上符先生にお話いただきました。ご参加してくださったお客様もこだわりのアンチエイジングランチプレートの内容を恐らく覚えていないくらい、集中されて先生のお話を聞いてくださっていた様子でした。

上符先生のお話から学んだホルモンマネジメントをしつつ、上位5%の見た目年齢に食い込めるように、食生活などを見直そうと思いました!

次回の座談会予告

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溝口徹先生より、ただ痩せるのではなく、健康と若さをパワーアップさせながら痩せる方法について、医学的な観点から教えていただきます。どのような食事を、どのようなタイミングで、どれだけ食べれば良いのか?ダイエットに効果的な運動や睡眠について、そしてさらに効率をアップさせるためにはどのようなサプリを、どのようなタイミングで摂れば良いのか?など目から鱗かつすぐに実践できるお話をしていただきます。

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